院長ブログ

2010年12月21日 火曜日

正確な内視鏡検査をする為に・・・

今回はもうひとつの大きな課題である正確な検査のための工夫をお話いたします。正確な検査のためには、当然良い内視鏡機器は必須です。
そのために本年10月に最新の内視鏡機器を設置しました。
この内視鏡はNBIという特殊な波長の光源機能や約80倍に画像を拡大できる機能が備わっています。
そうすることで病変の微細な特徴がわかり、正確な診断に近づけます。
その過程を踏むことで切除しなければならない病変かどうかが的確に判断でき、無駄な切除術を行う必要がありません
切除が必要と判断した場合はその場で内視鏡下に切除します。
(内視鏡的に切除した場合、以前は入院が必要でしたが、最近は出血や穿孔などに対する予防策をとるようにしてからは
その危険性はほとんどなくなりましたので、たいていの場合帰宅していただいています。)
またもうひとつのの工夫としてカメラの先端にフードという装置をつけています。
大腸はハウストラというヒダがたくさんあり、ヒダの向こう側に隠された病変が見逃される可能性があります。
私はその危険性を可及的になくすための工夫としてフードをつけているのですが、このフードは中々の優れものでヒダを伸ばしてくまなく観察することが出来ます

NBI拡大内視鏡での内視鏡検査なら花畑クリニック

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2010年12月16日 木曜日

大腸内視鏡を楽に受けてもらう為に・・・

大腸内視鏡を受けられる際にほとんどの方はきつくないかどうかを心配されると思います。
苦痛を少なくするために、まず検査の前に鎮静剤で寝ていただきます。
そしてほとんどの苦痛は挿入する時におこります。そこで検査の時に私が心がけていることはまず挿入をできるだけ短時間で行うということです。
また、観察する際には腸を膨らませる必要があるので検査の後にお腹が張って苦しいということも時々ありました。
その苦痛がなくなるように、膨らませるガスを空気から炭酸ガスに変えました。空気は排ガス(おなら)で減らすしかないのですが、
炭酸ガスは体が自然に吸収してしまいますので、お腹の張りでつらいという訴えが最近ほとんどありません。
もうひとつの問題は検査前に大腸の便をなくすために飲んでいただく下剤です。その味と量です。
味が合わないという方のために、使用する下剤を2種類用意しています。その方の好みで選択していただきます。
また、量が多すぎてつらいという方には、あらかじめ数日前から便に残りにくい食事をとって頂き、場合によっては前日に検査のための低残渣レトルト食品を用意しています。こうすることで検査当日の下剤、通常は2リットル近く飲んでいただくところを少なくてすむようにしています。
大腸内視鏡検査はつらいと思い込まれている方は是非一度ご相談ください。

大腸内視鏡検査なら花畑クリニック

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2010年12月13日 月曜日

大腸内視鏡検査で私が心がけていること

大腸内視鏡検査は、"苦痛は少なく、観察は十分に"ということを常に心がけています。大腸内視鏡検査は、私が医者になったころはまだ頻繁に行われる検査ではありませんでした。それが最近では胃腸を専門にしている病院ではほとんど行われるようになってきました。そこには便がきれいになるような薬の開発や内視鏡機器の性能の発達などさまざまな進歩が関係しています。しかし、最も大きな要因は術者、つまり医者の技術の向上でしょう。本来大腸はくねくねと屈曲が多く、その中に硬い内視鏡を挿入していく際には押し進めるだけでは腸が伸びて入らず、さらに患者さんに苦痛まで与えてしまいます。そうならないためにはなるべく空気を入れないで腸をたわませ屈曲をまっすぐにしながら入れなければなりません。なかなか文章で説明しにくい微妙なテクニックが必要なのですが、その方法もかなり浸透してきて、挿入するのが上手な医者が多くなってきました。特に熊本県はそういうドクターが多いことが知られていますし、私の周りにもたくさんいらっしゃいます。以前は大腸の検査を何分で終われるか、というのが競われるような時代もありました。しかし今は、時間を競う時代ではありません。一番大切なのはどれだけ見逃しがなく正確な検査ができるかです。また、定期的に行う必要があるのに苦痛があると二度としたくないと思われてしまいます。
つまり、いかに苦痛がなく正確な検査ができるかということが大切なのです。
次回、大腸内視鏡の際の私の工夫について書きたいと思います。

苦痛のない内視鏡検査なら花畑クリニック

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2010年12月 6日 月曜日

詳細な観察が大切です。

数年前、鼻から挿入する胃カメラ(経鼻内視鏡)が発売されました。鼻から入れるだけに細いのが特徴で、患者さんがきつくないというのが売りでした。私も他の医療機関に内視鏡の手伝いに行く機会が結構あるので何回か使用したことがあるのですが、今のところ経鼻内視鏡を私のクリニックに設置するつもりはありません。なぜなら、細いだけに視野が暗く詳細な観察ができないからです。患者さんの苦痛は鎮静剤などで十分取れますので、経鼻内視鏡の方が楽であるというメリットもほとんど感じません。むしろ、微小がんなどの早期がん発見が困難という患者さんのデメリットのほうがはるかに大きいと考えます。最近見つかった数mmの微小がんもおそらく経鼻内視鏡では発見できなかったと思います。

内視鏡検査は花畑クリニック

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2010年12月 2日 木曜日

最近思ってること

最近サプリメントを服用している人が多くなっています。広告が氾濫しているように数え切れないほどの多くのサプリメントがあるようですが、当院に来院された方でサプリメントによる肝機能障害(それもかなり重症)の人が珍しくありません。もちろんすべてのサプリメントを否定するわけではありませんが、サプリメントは安全であるという認識は危険です。私はサプリメントの相談にいらっしゃった方には、必ずその副作用を聞いてからそれを納得した上で服用するように勧めています。副作用のない内服は存在しないのですから、その問いに答えられない製品は信用しないほうがいいと思います。

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